考え中

本とハロプロ、甘味

『宮本佳林 LIVE TOUR ~Karing~』(東京)を見た

 

宮本佳林 LIVE TOUR ~Karing~』10/17東京公演を見た。楽しかった。行かない公演のレポを必死に検索したり追ったりしたのも久しぶりだった。本人もブログに書いていた通り「表現の全財産を使い切ってる」「現在進行形の宮本佳林の最大限」 だと思った。

 

好きな人が、1公演まるまる一人で、できる限りの全力を出し尽くしてくれてその輝きを生で浴びることができた、たぶん何度もない幸せな時間だった。

 

宮本佳林ちゃんが進む一歩一歩に、これからも祝福ありますように。宮本佳林ちゃん最高ッッ!!

 

ということで、以下はもう蛇足。Twitterを頼りに覚えているところだけ。大阪や名古屋も続けて見に行けば、全然違う感想だったかもしれない。

 

●わた抱き、大人の事情


宮崎さんBDも落選していたので、久しぶりの大人の生事情というだけで、もうここで終わっても元が取れた。

●愛のダイビング

愛のダイビング! 好きな曲。何かに魅入られた女の子が1人で、勇気を持って、未知にダイブする歌。宮本佳林、人生初めてのソロライブツアーの序盤にぴったりだと思った。

 

●氷点下(新曲)、タメライ(新曲)

 

好きだからよけいそう思うんだろうけど、宮本佳林ちゃんは、本人が歌詞の世界観に没入するだけでなく、周りをその世界に引き込む腕力が強い。気がする。表情は見えない時もあったけど、声や体の動かし方でぬめぬめと取り込まれていく感じ。これ前方で見たらどうなるんだろう、って思った。

 

●Only choice


ミュージカル『恋するハローキティ』を見てなくて、「卵の殻を破れば」的な歌詞が聞こえたのでエッグ時代からの比喩かとか考えていて途中でどうやら全然的外れなことに気づく。恥ずかしい。気づいてからは、女優・宮本佳林だった。最初からもう一度ちゃんと見たい。人生の岐路に立って迷う歌。そんなに迷わなくても佳林ちゃんならどっちも正解だよ……。バックダンサー1人と佳林ちゃん、という組み合わせが新鮮で良かった。

 

●最高視感度、初めてを経験中


最高視感度は最高。佳林ちゃんが後に「あの曲で愛想ふりまいといたんでー」と堂々言い放っていた初めてを経験中、歌ってくれてうれしかった。

そもそも私の佳林ちゃん人生の始まりは、ハロコンの「初めてを経験中」で、「ずるい!」ってどぎついくらい可愛く放った直後に、小学生の休み時間みたいな元気の良さで腕を振り回す(元は可愛い振り付け)様子を見て、この人面白いな……となったのが大きい。

 

●VTR


ちびかりん写真のセレクトが好きだった。想像だけど、もっとお人形みたいに可愛い盛れてる写真アホほどあると思う。でもこっちを選ぶ佳林ちゃん。オタクにそうそう「フーーッ」とはさせない佳林ちゃん。佳林ちゃん…!

●駐車場のお姉さん


アーティスト路線ど真ん中、というわけではないけれど、曲調も歌詞も佳林ちゃんの声の音色も、Eテレの『みんなのうた』で流れて成立すると思う。一種の王道というか、普遍的なところがあって、とても好きだった。うたのおねえさんりんちゃん!!!

 

天使のウィンク、恋カナ、ミニモニ

 

 新ミニモニ。の時くるかと思った。

●カリーナノッテ、ロマンスの途中


最高視感度もそうだけど、私はコピンク時代は後追いなので、このころから追っていた人の感動を読みたい。曲が好きだし、宮本佳林ちゃんが好きだ、とひたすら思っていた。ロマンスの途中は、間奏がなくて、本当にすごいと思う。

●若者ブランド(新曲)


ライブ向きのノリやすい曲。宮本佳林がカッコ良かった記憶。

後方から聞いてたら、1番から既にサビで「オーイオーイ、オイオイオイオイ」のコールが醸成され始めていて笑った。2番ならわかるけど、1番からって、どれだけコール勘(?)を研ぎ澄まして曲に臨んでいるんだろう凄いよ (大阪名古屋でどうなったのかは知らない)。

ただ、新曲で歌詞テロップが出ると、つい追いながら聞いてしまう癖がある。もったいないと思うけど、そういう聞き方をして、「若者が自分で『若者というブランド』って言うかな…」などなどいろいろ思ってしまっていた。佳林ちゃんごめん。そもそも私自身が圧倒的に中年なので、若者は言うのかもしれない。  

●少女K(新曲)、どうして僕らにはやる気がないのか(新曲)

 

今考えれば、主人公属性曲は既存の曲でたくさんあるから、新曲としても加えると、今回の感動は薄かったかもしれない。でもこの時は、確か少女Kの歌詞を聞きながら「ハロプロで初めて、グループに所属しながらソロツアー、というど主人公キャラなシチュエーションで、『私はヒロインではない、クレジットにも載らない』(※歌詞はうろ覚え)かー」とは感じた。と、同時にハロプロ/アイドルという囲いを外したところでは、そういう打ち出し方はありなんだなとも素直に思った。

事務所がハロプロのアイドルという枠を取ったところで佳林ちゃんを見て、この新曲を渡したんだとしたら嬉しいし、そうでもそうじゃなくてもとにかく、有無を言わせない勢いの、新しい宮本佳林さんが見られて、単純にこれからを期待してわくわくした。特に「どうして僕らには…」のほうは、会場ど後方にいるのに、もっと近くで歌われているような圧を感じてた。配信シングルになったのも納得。

 

●明日やろうはバカやろう

なんならいつものjuiceのライブより収まりの良さを感じた。なんで。

●CHOICE&CHANCE

最後、本当に出しきっていて、視界が震えた。

●落ちこぼれのガラクタだって(新曲)

手を横に振った記憶と、曲けっこう好きだなって思った記憶。

そういえば、宮崎さんが「佳林にそっくり」って言った曲はどれだったんだろう。「ぴったり」って言いたかったらしいけど、本当にそっくりとも思ったんじゃないかって、ちょっと思っている。 

●銀色のテレパシー、「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?

大好きなので言えることがない。宮本佳林ちゃんの進む先々すべてに祝福あれ。 宮本佳林ちゃん最高!


●最後に 


来年、ミニでもなんでもソロアルバムが発売されると思っている。で、その特典映像に今回のライブ映像がつくと信じている。 


あと、4歳児が飛行機遊びで腕をブーンってしたまま立ち止まって、思いっきり前傾姿勢になると、この日の佳林ちゃんのお辞儀になります。可愛い。